今回は、「崖の上のポニョの赤ちゃんの泣き止む理由はなぜか考察!」と題してお送りしたいと思います。
ジブリの作品はどれも素敵ですが、なぜこのシーンが必要なのか不思議なところもあったりしませんか?
崖の上のポニョも本当に可愛くて心温まる素敵な作品ですが、泣いている赤ちゃんを連れた夫婦が船をこいできて、ポニョがその赤ちゃんを泣き止ませるシーンがありますよね。
あのシーンにはどういう意味が込められているのでしょうか?
そこで、崖の上のポニョで赤ちゃんが出てくる意味は何なのか、ポニョが顔をくっつけると泣き止む理由はなぜなのか、考察していきたいと思います。
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崖の上のポニョの赤ちゃんが泣き止む理由はなぜか考察!
ポニョと宗介の前に現れた赤ちゃんを抱いた婦人の声は、「#千と千尋の神隠し」で千尋を演じた柊瑠美さんが担当しています。7年の時が経ち、大人の声になりました。#崖の上のポニョ pic.twitter.com/iafu8MAP5l
— キャッスル@ジブリフリーク (@castle_gtm) August 23, 2019
ポニョが赤ちゃんに顔をくっつけると、泣いていた赤ちゃんが泣き止みますよね?
なぜ、ずっと泣き止まなかった赤ちゃんをポニョが一瞬のうちに泣き止ませることができたのでしょう。
そこで、赤ちゃんが泣き止む理由について考察してみたいと思います。
考察1:魔法で泣き止ませた
不思議なことが起きました。ポニョのこのシーンご存知の方いますかね、泣いてる赤ちゃんに向かって水面をタタタッと走り、目線を合わせて、ポニョが赤ちゃんを泣きやますの。これと同じことが起きたんです。→ pic.twitter.com/caI1qfW53D
— 梨 (@momo_to_ichigo_) April 23, 2018
一つ目に考えられるのは、魔法で泣き止ませたことが考えられます。
赤ちゃんがごねて泣いていた理由はよくわかりません。
しかし、ポニョの魔法にいろいろな能力がありますよね。
津波を起こしたり、生態系を狂わせるほどの強大な能力を持っています。
そんな能力を持っていたら、赤ちゃんが泣いている原因がわからなくても、赤ちゃんを泣き止ませる能力もあるのかもしれません。
赤ちゃんが泣き止む理由は、ポニョの魔法かもしれません。
考察2:赤ちゃんの病気を治した
二つ目に考えられるのは、赤ちゃんが何らかの病気を持っていて、それを直したのではないかということです。
劇中の冒頭で、ポニョがそうすけの傷をなめて、傷をいやすシーンがありましたよね。
そこから、ポニョには傷を癒す力があることがわかるかと思います。
ポニョの力は傷だけでなく、病気も治せるのではないかと考えられませんか。
赤ちゃんは、何らかの病気を持っており、それに苦しんで泣いていたのかもしれません。
その原因であった病気をポニョが治してくれたため、赤ちゃんは泣き止んだのかもしれません。
考察3:赤ちゃんの気持ちを読んだ
三つ目の可能性として、赤ちゃんの気持ちを読んだのかもしれません。
ポニョの魔法の能力は計り知れません。
なので、言葉の通じない赤ちゃんとも通じ合う能力があるのかもしれません。
赤ちゃんは、最初から不愛想な顔をしていて何か不満そうに見えますよね。
ポニョが赤ちゃんの心を読んで、赤ちゃんの不満や不安を解決したのかもしれません。
言葉を交わさずとも、顔をくっつけあうことで意思疎通して、赤ちゃんを安心されて、赤ちゃんが泣き止んだのかもしれません。
崖の上のポニョの赤ちゃんの意味の考察!
和舟の夫婦は大正時代の人。
(ちなみに女性の声優は千と千尋の神隠しで千尋役の柊瑠美さん。)
赤ちゃんが成仏できておらず,夫婦も心配で一緒に三途の川をさまよっている状態です。
そこでポニョがおでこをぐりぐりすることで赤ちゃんに引導を渡し,家族は晴れて成仏できたのです。
#崖の上のポニョ pic.twitter.com/Pu5zHxpAlB— かなっぺ (@greencurtainn) August 23, 2019
崖の上のポニョで、赤ちゃんを連れて舟をこいでいる夫婦にあうシーンがありますよね。
私は、あのシーンを最初は普通に流してみてしまっていましたが、よく考えるとあのシーンは何だったんだろうと疑問に思ってしまいました。
皆さんは不思議に思いませんでしたか?
そこで、赤ちゃんを連れた夫婦が出てくるシーンに込められた意味について、考察してみたいと思います。
考察1:死後の世界を表現するため
崖の上のポニョは、死後の世界を表現しているという都市伝説がありますよね。
もしもそれが本当であれば、赤ちゃんと夫婦が登場することで、現世と死後の世界の境目を表現したということが考えられます。
赤ちゃんを連れた夫婦は、ポニョやそうすけがいた世界とは明らかに違う時代背景から来たような服装を着ていますよね。
お母さんは、大正時代のような花柄のワンピースを着ています。
異なる時代の魂があの世をさまよっていることを表現して、ポニョとそうすけが現世から死後の世界に向かっており、その境目であるあの世にいることを表現したのかもしれません。
考察2:魔法で時代が錯誤した
二つ目の可能性として、ポニョの魔法で時代が錯誤したことがあると思います。
ポニョが魔法を使うことで、生命の水による津波が引き起り、生態系が崩れましたよね。
津波の後には、すでに絶滅したはずの海の生物もたくさんでてきました。
絶滅した生物が復活しているのであれば、異なる時代を生きた人たちが現れてもおかしくないですよね。
ポニョの魔法によって、生態系のみならず、時代も錯誤してしまったことが考えられるのではないかと思います。
考察3:ポニョの今後の生活の担保を表現するため
宮崎駿監督によると、ポニョと赤ちゃんのシーンは、「ポニョがこの後ちゃんと生活していける“担保”」のようなシーンなのだとか😛#kinro #崖の上のポニョ #ポニョ #ジブリ pic.twitter.com/Jb12H25fyk
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) September 22, 2017
3つ目として、ポニョの覚悟を表現するためということがあげられます。
宮崎駿監督は、この赤ちゃんが登場するシーンについて、ポニョが今後ちゃんと生活していける担保のようなシーンと語っていたそうです。
宮崎駿さんが語る、ポニョの生活の担保とはいったいどういうこと?と思いませんか。
私なりの解釈ですが、赤ちゃんを泣き止ませることで、直面する問題に向き合って乗り越えていくということを示したのではないかと考えました。
今後も問題に直面しても、それを乗り越えていくという覚悟を示し、今後生活していける担保としたのではないかと思います。
まとめ
うちのベビ子、ポニョにも似てるし、船の赤ちゃんにも似てる。
機嫌良い時はポニョ、眠い時は船の赤ちゃん。 pic.twitter.com/cmMBUNdQFY— nns (@nns921) October 11, 2020
今回は、「崖の上のポニョの赤ちゃんの泣き止む理由はなぜか考察!」と題してお送りしました。
赤ちゃんが出てくるシーンにも宮崎駿監督は何かしらの意味を込めていそうですよね。
赤ちゃんが出てくる意味や、赤ちゃんが泣いていて、それをポニョがどのように泣き止ませたのか、皆さんはどう考えましたか?
ジブリの様々なシーンに注目しながら見てみるのも面白いかもしれませんね。
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