今回は、「災害時テンション上がる理由はなぜ?ワクワクする心理をご紹介!」と題してお送りします。
みなさんは、台風や大雨洪水警報などが出たときに、少し不謹慎ではあるものの、少しわくわくしたりテンションが上がるといったようなご経験をされたことはありませんか?
小さいころだと、大雨洪水警報が出ると、学校が休みになるということで、特別嬉しい気持ちを味わうこともあったかと思います。
でも、大人になってもなぜか、そんな気持ちがまだ少しあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、災害時テンション上がる理由はなぜか、ワクワクする心理についてご紹介していきたいと思います。
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災害時テンション上がる理由はなぜ?
台風14号の空気の動きを立体視
まるで巨大な竜巻… pic.twitter.com/AlmkCXkdfh— 走る人参(気象予報士) (@Runninzin) September 17, 2022
台風などの災害時、不謹慎ではあるものの、子供だけではなく大人でもテンションが上がってしまうことがあるようです。
学生時代を思い出すと、台風の日にわざわざパーティーをするような人もいたことを思いました。。。
(危ないので、台風が来ているときには外出しないようにしてくださいね)
では、災害時にテンションが上がってしまう理由はなぜなのか、考察していきたいと思います。
主に以下の要因が挙げられるかと思います。
- アドレナリンの分泌
- 低気圧の影響
- 吊り橋効果
- 過去の経験や体験
理由1:アドレナリンの分泌
一つ目としては、アドレナリンの分泌です。
台風が近づいてくると、自然と自分の身に危険が迫っているという感情を少なからず感じるかと思います。
そのときに、脳内では、アドレナリンやノルアドレナリンなどの脳内物質が分泌されます。
このアドレナリンやノルアドレナリンはストレスに立ち向かうために分泌される物質で、これらによって私たちは興奮状態になります。
大会や発表会の時に緊張からドキドキする感情もこの脳内物質からくるものになります。
台風などの災害の時も、緊張感とは少し異なってきますが、恐怖心も一種のストレスになりますよね。
このストレスに立ち向かうためにアドレナリン、ノルアドレナリンが分泌され、そわそわする漢字やテンションが上がる感じがしてしまうのかと思います。
理由2:低気圧の影響
二つ目の影響としては、低気圧の影響です。
この場合は災害とはいっても、雨や台風の場合に限りますが、低気圧になると耳の奥にある三半規管に影響が出ます。
そのせいもあってか雨の日に体調が悪くなってしまう方もいらっしゃいますよね。
三半規管への影響もストレスになるので、このストレスによっても、先ほどご紹介したノルアドレナリンやアドレナリンが分泌される原因となり、相乗効果で興奮したような状態になるのかと思います。
理由3:吊り橋効果
三つ目に挙げられるのが、吊り橋効果です。
吊り橋効果とは、恐怖を一緒に共有した男女間で恋愛感情が芽生えることによく使われますよね。
災害時は、理由1,2もあって、吊り橋ではないですがどきどきしたような心情になってしまいますよね。
災害のたびにそんな感情になってしまうので、似たような感覚をおぼえるようになり、男女間の恋愛感情とは違いますが、ワクワクするような気持になってしまうのかもしれません。
理由4:過去の経験や体験
四つ目の理由としては、過去の経験や体験を思い出してテンションが上がるのではないかと思います。
冒頭でも少しお話していましたが、小さい頃は災害で学校が休みになったり、学校が途中で終わって帰宅することになるようなことがありましたよね。
その時って、なんか嬉しいような感覚がありましたよね。
また、私の場合は小さいころ停電を数日だけ経験したことがあり、もちろんこれは大変なことなのですが、小さい頃の私は、停電の時の生活がキャンプのような非日常だったので、少し楽しかったような思い出でもあります。
もちろん、数日で終わったので、私にとっては楽しい思い出になったかもしれませんが、停電によって大変な思いをされている方々もたくさんいらっしゃると思いますので、決してその方たちが楽しんでいるというわけではないです。
ですが、私のように災害時の非日常を面白かったとか楽しかった思い出と心の中で思っていらっしゃる方もいるのかと思います。
過去の経験や体験を思い出して、ワクワクした感情も一緒に思い出しているのかもしれません。
台風でテンションが上がる方の声!
台風の中のドライブってだんだんテンション上がってくる
— ごっちんΘ❄️☘️@椎田家と夢シックとLoversと (@gamadaisuki) September 19, 2022
台風なのに残業が確定しましたー!
テンション上がってキター!— 👾いるま👾 (@IrUmAef22_7) September 19, 2022
台風で店閉めれたぜ🤤
この時のテンションは小学校の時と変わらないwま、明日には「昨日閉めた分の売り上げを取り戻すぞ」って
なるんだろーけど😭
がんばろーか🔥— iso6@3DP 9/25 ??? (@iso6_rock) September 19, 2022
台風の影響で早めに帰宅(最初から風は強い)
→少し経ったら雨が少し降り始める
→もう少し経ったらいきなりバケツをひっくり返すほどの大雨が降る
→家に帰りつく直前に晴れる&雨がやむ
今までで経験したことがない土砂降りの中で歩いて帰ったから、逆にテンション上がって笑うしかなかったね— カユバ (@kayubar) September 19, 2022
やはり、災害時にテンションが上がっていらっしゃる方もかなりの数いました。
台風の中のドライブをされている方もいらっしゃいます。
テンションが上がるからといって、テンションが高いと事故に合わないわけではありません!
危ないことは決してしないようにしましょう!
災害時テンション上がるワクワクする心理をご紹介!
台風大丈夫なのか心配になるし台風のせいで計画運休だけど偶然とらえた台風の目が神秘的なのスゴすぎる
— EXODUS (@OUTofDEEP) September 18, 2022
では、災害時にテンションが上がったりワクワクしたりする理由を心理的な要素の観点から考察していきたいと思います。
心理的要素としては、以下の2点があげられるかと思います。
- 生命の危機感
- 怖いものへの好奇心
生命の危機感
まず、挙げられるのが生命への危機感です。
やはり災害時には、身に危険が迫っているという感情が少なからずありますよね。
その生命への危機感が、恐怖や緊張へとつながり、テンションが上がったり、ワクワクしているような感覚になるのかと思います。
怖いものへの好奇心
二つ目としては、怖いものへの好奇心です。
よく「怖いもの見たさ」という表現を使いますが、怖いとはわかっているのにホラー映画を見たり、心霊スポットに行ったりする方もいらっしゃいますよね。
災害時にも同じような感覚で、災害という怖い対象に対して、怖い気持ちも持ちつつも好奇心も抱いてしまうのかもしれません。
まとめ
#台風14号
鹿児島より📹
暴風域はこんなんです。
まだ台風の影響が出ていないところでは対策または避難を pic.twitter.com/0VxEYsNJ8r— イカ塗り最高マン (@enemy_nine) September 18, 2022
今回は、「災害時テンション上がる理由はなぜ?ワクワクする心理をご紹介!」と題してお送りしました。
災害時テンション上がる理由やワクワクする心理はなぜなのか考察や心理的要素も含めてご紹介していきました。
みなさんは、災害時どのような思いをされていらっしゃいますか?
最近では、大雨の被害も毎年毎年かなりでており、決してワクワクするなんて言えることではありませんが、これまでにそれほど大きな災害を経験されていなければ、このような感覚になってしまう方もいるかもしれませんね。
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